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地球/母なる星―宇宙飛行士が見た地球の荘厳と宇宙の神秘 [外交・国際関係]


地球/母なる星―宇宙飛行士が見た地球の荘厳と宇宙の神秘

地球/母なる星―宇宙飛行士が見た地球の荘厳と宇宙の神秘

  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2023/02/02
  • メディア: 大型本



大型本。宇宙飛行士たちが撮影した地球の写真を集めたもの。写真には、ロケットに搭乗するところから帰還するところまで、コメントがついている。それを読むと、自分もいっしょに飛んだような気になる。

コメントを読み、大気を薄絹のようにまとっている地球を見る。地球上で起きているさまざまな争いごとを思いみる。

白楽天の「蝸牛角上 何事か争う」の言葉がぽっかり浮かんでくる。

そして、「争うときではなく、分け合うときだよな・・・」という感慨がわいてくる。

以下は、表紙裏に記載されたアメリカの宇宙飛行士、エドガー・ミッチェルのコメント

************

これは頭だけで理解したことではない。これは違うぞ、という非常に深い本能的な思いが、腹の底から突然こみ上げてきたのだ。地球という青白い惑星がかなたに浮かぶのを目にし、それが太陽を回っていると考えたとき、その太陽が漆黒のビロードのような宇宙の遠景に沈むのを見守ったとき。知識として理解するのではなく、宇宙の流れやエネルギーや時間や空間には目的があることを肌で感じたとき。そしてそれが人間の知的理解を超えていると悟ったとき。そのとき不意に、それまでの経験や理性を超越した直感による理解が存在することに思い至った。この宇宙には、行きあたりばったりで秩序も目的もない分子集団の運動だけでは説明のつかない、なにかがあるように思われる。地球への帰還の途中、24万マイルの空間を通して星を見つめ、振り返って今向かいつつある母なる星、地球をながめたとき、宇宙には知性と愛情と調和があることを私は身をもって知ったのである。

Edgar Dean Mitchell,
https://en.wikipedia.org/wiki/Edgar_Mitchell

From Outer Space to Inner Space: An Apollo Astronaut's Journey Through the Material and Mystical Worlds

From Outer Space to Inner Space: An Apollo Astronaut's Journey Through the Material and Mystical Worlds

  • 出版社/メーカー: New Page Books
  • 発売日: 2023/01/01
  • メディア: ペーパーバック



舊新約聖書―文語訳クロス装ハードカバー JL63

舊新約聖書―文語訳クロス装ハードカバー JL63

  • 作者: 日本聖書協会
  • 出版社/メーカー: 日本聖書協会
  • 発売日: 1993/11/01
  • メディア: 大型本



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