若返りホルモン「オステオカルシン」/ 池波正太郎と長谷川伸(週刊新潮 2月9日号) [医学・健康]
環虚洞の注目記事
p34-7「骨粗鬆症」研究で発見「糖尿病」「動脈硬化」「認知症」に効果 驚異の「若返りホルモン」を分泌させる「骨トレ」
高齢化の進展で骨粗鬆症はがんより怖い病気になりつつある。防ぐ決め手は「オステオカルシン」。運動によって分泌を促すことができ、骨だけでなく様々な臓器や脳にも効く若返りホルモンだ。『抜群の若返り!「骨トレ100秒」』の著者・太田博明氏が解説する。
*「かかと落し」運動の紹介、摂取するといい栄養素など示されている。
p38-42『剣客商売』『鬼平犯科帳』生誕100年「池波正太郎」を読む喜び
今年生誕100年を迎えた時代小説作家池波正太郎。没後30年以上を経てもなお作品の人気は衰えを知らぬばかりか、映像化は引きも切らず。代表作『剣客商売』を始め、なぜ多くの人を魅了するのか。時代小説を知り尽くす第一人者にその世界を俯瞰してもらった。
第一人者とは文芸評論家・縄田一男氏。
*池波正太郎は長谷川伸の弟子である。長谷川門下から直木賞作家が多くでている。主宰していた勉強会「新鷹会」の「門下生には長谷川幸延、村上元三、山手樹一郎、山岡荘八、戸川幸夫、河内仙介、平岩弓枝、池波正太郎、西村京太郎、武田八洲満らが名を連ねた(ウィキペディア)」。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E4%BC%B8
2,3年経つように思うが、門下生のひとり平岩弓枝がその勉強会の様子をNHKラジオで話しているのを聞いた。「なるほど、このような師匠・兄弟子に囲まれていれば成長するだろうな」と思ったのを覚えている。
それで、当該記事にも長谷川伸について記されているかと覗いたのである。
以下のように記されていた。
戦後の池波正太郎の劇作家兼小説家としての成功は恩師である長谷川伸との出会い抜きには語れない。池波は長谷川の「この道へ入って、途中で自信を失い、自分のしていることにうたがいを抱くようになるのは成功を条件としているからなんで、好きな仕事をして成功しないものならば男一代の仕事ではないというのだったら、世の中にどんな男の仕事があるだろうか‥‥‥こういうことなんだね。ま、一緒に勉強しようよ」(「青春の忘れもの」)という言葉に打たれ門下生となる決心をしたという。