『自分の頭で考える読書』 荒木 博行著 日本実業出版社 [読書法・術]
自分の頭で考える読書 変化の時代に、道が拓かれる「本の読み方」
- 作者: 荒木 博行
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2022/01/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
他者の色に染まるばかりの自分の頭で考えない読書には危うさがある。ショーペンハウアーのいう、アレだ。分かった・分からない、面白い・つまらない、と簡単に片づけてしまうことなく、何かしら引っ掛かるものを得て、それを懐胎し、それを育てていく。そんな読書が勧められている。と同時に、読書とはこうあるべきという考えに縛られることなく、自分なりに楽しむように勧められてもいる。本の内容は、そこで発せられている「問い」と「答え」との関係から、3つに分類できるという。その点を意識して臨むなら得られるものも違ってくるだろう。
1:「本と読書」だけが与えることのできる力
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2008-12-15