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巻き込む力がヒットを作る "想い"で動かす仕事術" 村瀬 健著 [エンターテインメント]


巻き込む力がヒットを作る 

巻き込む力がヒットを作る "想い"で動かす仕事術

  • 作者: 村瀬 健
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2023/12/04
  • メディア: Kindle版


ドラマ・映画をプロデュースする売れっ子プロデューサーの仕事ぶりを知ることができる。その仕事は、自分の「想い」を他者を「巻き込」みながら、チームとしてカタチづくっていくというものだ。著者はそのようにして多くのヒット作を放ってきた。/ 本書から、作品の種となる自分の「想い」に気づく方法、他者を創作に「巻き込」んでいく方法、それを徐々にカタチにし「想い」を多くの人と共有できる作品に仕上げていく方法など学ぶことができる。/ なにかのモノづくりに携わる方だけでなく、誰もが参考にできる。なぜなら、仕事の多くは、独りで完結するものではなく、他者との関係のなかでカタチづくられていくものだからである。/ 文章は話し言葉。仕事を語るその熱い語りにアラ還ジジイ(評者のこと)は当初抵抗をおぼえた。その点で星をひとつ減らすが、若い方であればモンダイなかろう。

プロデュースの基本(インターナショナル新書) (集英社インターナショナル)

プロデュースの基本(インターナショナル新書) (集英社インターナショナル)

  • 作者: 木崎賢治
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2021/02/26
  • メディア: Kindle版






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「昭和史の隠れたドン―唐獅子牡丹・飛田東山」 西まさる著 新葉館出版 [自伝・伝記]


昭和史の隠れたドン―唐獅子牡丹・飛田東山

昭和史の隠れたドン―唐獅子牡丹・飛田東山

  • 作者: 西まさる
  • 出版社/メーカー: 新葉館出版
  • 発売日: 2020/09/01
  • メディア: 単行本


飛田東山は「弱きを扶け強きを挫く」を自らの信条とした。自身を幡随院長兵衛になぞらえ「生きた町奴」と称していた。小説『人生劇場』の吉良の仁吉、映画『唐獅子牡丹』の高倉健演じるモデルは東山である。東山を知る人は自ずと彼について書きたくなるようである。それは、本書を読んで頷くことができる。

生きている町奴

生きている町奴

  • 作者: 飛田東山
  • 出版社/メーカー: 東山耕舎
  • 発売日: 2024/01/13
  • メディア: 単行本


読みながら山岡鉄舟が思いに浮かんだ。山岡は最後の将軍徳川慶喜とも明治天皇とも深いつながりをもつと同時に町火消の新門辰五郎や侠客の清水次郎長とも親交を結んだ。仏教界の重鎮とも市井の乞食とも分け隔てなくつきあった。無私の精神の持ち主だった。

山岡鉄舟先生正伝 ――おれの師匠 (ちくま学芸文庫)

山岡鉄舟先生正伝 ――おれの師匠 (ちくま学芸文庫)

  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2021/06/14
  • メディア: 文庫



これは三島由紀夫について聞いたことだが、三島は自身のシナリオの最後となった市ヶ谷駐屯地に向かう車の中で、盾の会メンバーと「義理と人情をはかりにかけりゃ~」と歌ったという。ノーベル賞候補にもなったハイブロウな作家の最後に選んだ愛唱歌が『唐獅子牡丹』というのはオモシロイ。日本人に通底する精神を知る意味でも本書は役立つように思う。

昭和残侠伝 唐獅子牡丹 [DVD]

昭和残侠伝 唐獅子牡丹 [DVD]

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • 発売日: 2014/03/14
  • メディア: DVD


続刊を大いに期待したい。


人生劇場 青春篇(全)

人生劇場 青春篇(全)

  • 作者: 尾崎士郎
  • 出版社/メーカー: くぇい兄弟社
  • 発売日: 2015/02/28
  • メディア: Kindle版



侠骨一代 (ROMANBOOKS)

侠骨一代 (ROMANBOOKS)

  • 作者: 富沢有為男
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2021/12/10
  • メディア: Kindle版




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「マンガでわかる! 高齢者詐欺対策マニュアル」西田公昭著 ディスカヴァー・トゥエンティワン [心理学]


マンガでわかる! 高齢者詐欺対策マニュアル

マンガでわかる! 高齢者詐欺対策マニュアル

  • 作者: 西田公昭
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2016/12/15
  • メディア: Kindle版



以下、本当の話です。60歳定年をむかえ、中学1年の子どもと3人家族で、これから年金と退職金で暮らしていこうという知人です。彼は、「これからは他人にヘイコラ頭を下げる暮らしはごめんだ。億万長者になる」と言っていました。退職金は2000万円ほどあったのですが、受け取って2年ほどで無一文になりました。最初は、泉某氏の仮想通貨がらみの儲け話に引っかかりました。当方は、その話を聞いたときに、スグこれはダメだと思いましたが、知人は単なる儲け話に乗っかって100万以上失ったようです。知人は、他人のアタマを借りて、自分は何も労せず、資金だけ投じて億万長者になることを夢見ていましたが、当方は、それではダメだと言い、常に投資した資金がどのように運用されているか確認しつついかないといけないと警告しましたが、結局ダマサレました。最近、驚いたことに、今度はさらに巨額のカネをダマサレ、頼みの退職金がソコをつきました(いわゆる、詐欺師の「カモリスト」に入ってアプローチされたのかもしれません)。亡くなった父親がむかし購入していた北海道の原野が売れた(売れそう)と持ちかけられてダマサレタようです。ダマサレタ後になって、(ダマサレタと当方宅に)電話をしてきました。まったくのバカです。「原野商法」でグーグル検索するなら、選択肢として「原野商法 二次被害」という項目が自ずと出てきます。それほど、詐欺の手口として一般化しているものの一つであるにちがいありません。ネット上の情報を見れば、自分に持ちかけられた話が、まったくの詐欺であることに気付いたハズです。ところが、すぐに詐欺に気付かないばかりか、不動産屋と称する詐欺師が、数度にわたって訪問をくり返すたびに、数百万単位でカネを渡したということです。知人は、将棋はアマチュア6段だと言い、実際、職場の競技会では優勝をしてきた方です。ですから、アタマはバカではないハズですが、見事に詐欺に引っかかりました。詐欺師たちとの“交渉中に”相談すべきであった弁護士や警察に、今、被害金を取り戻すために走り回っています。不動産屋の住所も名前も皆ウソで固めているでしょうから、被害金回収はまず無理でしょう。いつもは、たいへん自慢の多い人なのですが、たいへん情けなく、恥ずかしく、親戚筋として感じています。

本書中に「詐欺は誰かに相談することで防げる」という項目があり、そこにはワンポイントアドバイスとして「警察や法律の専門家でなくても、そばにいて一緒に解決法を考えてくれる、心の支えになってくれる人がいるだけで、必ずあなたの役に立ってくれます」とありますが、そうしてもらえなかったことが残念でなりません。

前置きが長くなりましたが、以上本当の話で、知人も、当該書籍を読んでおけば対応は違っていただろう、退職金がソコをつくことはなかっただろうと思います。本書には、実際の被害の例がマンガで提供されたり、ダマサレやすいかどうかを自己吟味できるチャートもあります。「だまされやすい」タイプとしてAからFまでありますが、最も安全なタイプも「今は大丈夫」とあり、警戒を怠るべきでないことが示されています。文字も比較的大きく、行間も適当に空けられて「高齢者」にも読みやすいよう配慮がされています。

星ひとつ減らしたのは、表紙をはじめ装丁、造本が決して上等とはいえないからです。表紙もただの厚紙ですし、全体に紙質が上等ではありません。その割には、価額が高く感じます。そうではあっても、この本をざっと通読し、自分の弱点を知り、自分がダマサレやすい詐欺の手口を知って“事前に”備え、数百~千万の詐欺から守られると考えるならば、驚異的に安いともいえます。

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「15歳の寺子屋 15歳の日本語上達法」金田一秀穂著 [日本語・国語学]


15歳の寺子屋 15歳の日本語上達法

15歳の寺子屋 15歳の日本語上達法

  • 作者: 金田一 秀穂
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/01/26
  • メディア: 単行本



です・ます調の話し言葉で、言葉のはたらきを知り、言葉を大切にすべきことが若い読者にもよく分かるように記されている。その中身そのものも面白いのだが、評者はそちらよりも金田一家の家系や血といったものを感じる機会となって面白かった。学校嫌いで高校の成績はドンケツ、何をしたらいいか分からず悩んで、大学を卒業してから3年ニートをしていたという秀穂氏。父親としては、ふつうならじれったい思いをするところだろうが、それをあたたかくじっと見守る父親の春彦氏の顔が思い浮かんだ。また、石川啄木に多大のカネを貸した祖父:京助氏のことも想起された。『別冊 太陽(近代文学百人)』で見た記憶があるのだが、そこに啄木自身が借金を記録した手帳の写真が掲載されていた。多くの人からの借金が一桁二桁だった中で、「金田一京助君 百円」とあった(ように思う)。そういう懐の深い人たちの中で育った人ならではの人柄が秀穂氏からも感じられる。いわば、癒し系である。進学、進路に悩む人は読むといい。ゆっくりじっくり大人になればいいんだと安心できる。その癒し効果は半端でないように思う。


15歳の寺子屋 「フラフラ」のすすめ

15歳の寺子屋 「フラフラ」のすすめ

  • 作者: 益川 敏英
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/07/17
  • メディア: 単行本



近代文学百人 (別冊 太陽, 日本のこころ 11)

近代文学百人 (別冊 太陽, 日本のこころ 11)

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: -



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「感情は、すぐに脳をジャックする」佐渡島庸平/他著 学研プラス [心理学]


感情は、すぐに脳をジャックする

感情は、すぐに脳をジャックする

  • 出版社/メーカー: 学研プラス
  • 発売日: 2021/12/14
  • メディア: Kindle版



怒りのマネジメントの本は多い。本書は、アンガー・マネジメントだけでなく、嫉妬や悲しみなど、怒り以外のネガティブ感情に支配され振り回されることのないようマネジメントするのに役立つ。ネガティブなものとは思えない喜びの感情でさえ、場合よっては持て余したりするものだが、適正に取り扱えるようになるにちがいない。そのためには、まず自分の感情をしかるべく認知し、それを受容することが必要だ。そして、適正に変容させること。それができれば最高だ。本書には、その術(アウトプットの質を高めることも含め)が示唆されている。

感情を認知するうえで、著者が「活用しているのが、米国の心理学者、ロバート・プルチック博士が提唱した『感情の輪』」。それは、8つの基本感情:喜び / 信頼 / 恐れ / 驚き / 悲しみ / 嫌悪 / 怒り / 期待 とその混合感情で構成され、感情というあいまいな概念を、視覚的かつ体系化した状態で捉えることができる。基本感情は、以下の組で、その相関性(振幅)を考慮できる。喜び⇔悲しみ、信頼 ⇔ 嫌悪、恐れ ⇔ 怒り、驚き ⇔ 期待。そして、隣接する感情から生まれる混合感情として次の8種が示される。喜び+信頼 ≒ 愛、信頼+恐れ ≒ 服従、恐れ+驚き ≒ 畏怖、驚き+悲しみ ≒ 拒絶(失望)、悲しみ+嫌悪 ≒ 後悔(自責)、嫌悪+怒り ≒ 軽蔑、怒り+期待 ≒ 攻撃、期待+喜び ≒ 楽観、以上の関係が図示され興味深い。

4章、5章は、著者たち(佐渡島庸平氏、石井善樹氏、芳賀翔一氏)による鼎談。トピックは「恥」「罪」「悲しみ」「絶望・希望」「怒り・イライラ」「誇り」「驚き」「安心」「感謝」のそれぞれ。あんまりおもしろくないと感じられるのは、三者で楽しんでいるのが妬ましいからか? その感情を吟味せねばならない・・


感情とはそもそも何なのか:現代科学で読み解く感情のしくみと障害

感情とはそもそも何なのか:現代科学で読み解く感情のしくみと障害

  • 作者: 乾 敏郎
  • 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
  • 発売日: 2018/09/20
  • メディア: 単行本


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Newton大図鑑シリーズ 古代遺跡大図鑑( ニュートンプレス) [世界史]


Newton大図鑑シリーズ 古代遺跡大図鑑

Newton大図鑑シリーズ 古代遺跡大図鑑

  • 出版社/メーカー: ニュートンプレス
  • 発売日: 2022/03/24
  • メディア: 単行本



対象年齢は小学校高学年からといったところでしょうか。すこし読みがむずかしい語にはルビが付されています。図版、写真、イラストが多く用いられて(図鑑ですから当然ですが)、大人も惹き込まれます。始皇帝陵の兵馬俑の写真など、これまで何度も見てきたつもりですが、映像がクリアであることもあって、たいへん新鮮に感じます。「遺跡」の図鑑ということもあるのでしょうが、建設に関する情報が多く感じます。ピラミッドの建設工程、ローマの遺跡に用いられた「ローマン・コンクリート」、貯水灌漑システム、水利システムについての言及もあります。製本に関してですが、厚手の紙が用いられ糸で綴じられている関係か、受け取った当初から落丁しそうな雰囲気です。子どもに預けておくなら、早晩ページがばらばらになりそうです。それでも、子どもたちに備えて、何をか感じて欲しい本です。ハードカバーの書籍で税込み3300円はお安く思います。

Newton ⼤図鑑シリーズ 鉱物大図鑑 (Newton大図鑑シリーズ)

Newton ⼤図鑑シリーズ 鉱物大図鑑 (Newton大図鑑シリーズ)

  • 出版社/メーカー: ニュートンプレス
  • 発売日: 2022/06/22
  • メディア: 単行本



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「天才アスリート 覚醒の瞬間」小林信也著 さくら舎 [スポーツなど]


天才アスリート 覚醒の瞬間

天才アスリート 覚醒の瞬間

  • 作者: 小林信也
  • 出版社/メーカー: さくら舎
  • 発売日: 2022/01/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



著者は「おわりに」次のように記している。【この本は、週刊新潮に連載している《アスリート伝説 覚醒の時》の原稿をまとめたものです。それぞれ1冊の本が書けるだろう貴重な素材を、原稿用紙約5枚に凝縮する試みは、僕にとっても「一瞬のひらめき」が求められます。有名なレジェンドたちの、これまで光の当たらなかった真実、伝説の裏側、天才たちの開花の瞬間に出会うことから物語が生まれます。// 才能が開花するって、いいなあ。そういう生き方をこれからもしていきたいな。そして、才能と向き合っている天才たちを応援しつづけたい。そんな思いで綴った文章です。// 読んでくださった一人ひとりの身体の内から、心地よいインスピレーションが湧き起こっていたらいいなあと願っています】。

見出しとして直接取り上げられているのは54名(最後に、その氏名のみ列挙する)。往年の名選手たち、その中には故人になっている方も少なくない。アラ還の評者にとっても初耳の人物は少なからずいて、現役のアスリートで取り上げられているのは大谷翔平選手のみ。それゆえ、若い方にとっては、本書ではじめてその名前を知る人物ばかりかもしれない。それでも、格別の前知識がなくても、楽しむことができるし、その物語からインスピレーションを受けることができるように思う。評者も、レジェンドたちの、活躍の様子を思いだして、血が騒いだ。老若を問わず、今のスポーツ界を築いた人物たちに思いを馳せることのできる著作である。惜しむらくは、製本がイマイチなのが残念。

沢村英治、吉岡隆徳、清水善造、エリック・リデル、バロン西、ボビー・ジョーンズ、村社講平、嶋清一、杉下茂、武智文雄、荻村伊智朗、アベベ・ビキラ、金田正一、アントン・ヘーシンク、長嶋茂雄、宮田征典、谷田絹子、伊藤史朗、円谷幸吉、板東英二、青木功、ベラ・チャフラフスカ、輪島功一、釜本邦茂、猫田勝敏、ガブリエラ・アンデルセン、塚原光男、星野一義、福本豊、ディック・フォスベリー、山田久志、山口高志、岡本綾子、宇津木妙子、ジョー・ロス、中野浩一、具志堅用高、瀬古利彦、赤井英和、浜田剛史、斎藤仁、中田久美、松岡修造、長崎宏子、伊良部秀輝、高橋尚子、貴乃花、岡野雅行、武井壮、朝青龍、荒川静香、北島康介、高橋礼華、大谷翔平


大谷翔平「二刀流」の軌跡—リトル・リーグ時代に才能を見出した指導者と野球愛風土

大谷翔平「二刀流」の軌跡—リトル・リーグ時代に才能を見出した指導者と野球愛風土

  • 作者: 小林 信也
  • 出版社/メーカー: マガジンランド
  • 発売日: 2020/06/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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「考えて、考えて、考える」藤井聡太x丹羽 宇一郎 [教育・学び]


考えて、考えて、考える

考えて、考えて、考える

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2021/08/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



丹羽氏は主に聞き役となっている。63歳年長の経験豊かな丹羽氏がリスペクトをもって藤井少年に接しているのが感じられて爽やかである。その好奇心もすばらしい。読書家として知られる丹羽氏であるが、その教養の土台はこうして築かれてきたのだと感じさせられる。また、藤井少年の強さは、負けず嫌いの泣虫時代から培われてきたことが分かる。ただ悔しがるばかりでなく、きちんと負けの理由を言語化して次に進んできた。それは、将棋だけでなく日常のなかでも表れる。納得づくで物事に臨む。理由を知り、得心して物事に当たる。丹羽氏の考える「トップの条件」は、「負けず嫌い、反骨心」「忘れる力」「孤独の力」。それらの特質を両氏がどのように示してきたか知ることができる。


死ぬほど読書 (幻冬舎新書)

死ぬほど読書 (幻冬舎新書)

  • 作者: 丹羽 宇一郎
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2017/07/28
  • メディア: 新書



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「世界で勝てない日本企業 壊れた同盟」カルロス・ゴーン著 幻冬舎 [外交・国際関係]


世界で勝てない日本企業 壊れた同盟

世界で勝てない日本企業 壊れた同盟

  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2021/12/08
  • メディア: 単行本



カルロス・ゴーン逮捕劇。本書は、ゴーン・サイド・ストーリーである。日産、検察サイドにもストーリーがあって、どちらのストーリーに説得力があるかということが最終的には「正義」を裏付けるものとなるのだろうが、真実は今のところ「藪の中」である。とはいえ、自らの体験に根ざしたゴーン・サイド・ストーリーにはそれなりのチカラがある。日本の企業(体質)、日本の司法への告発本、比較文化論と考えることもできる。

Horie Takafumi spoke to Carlos Ghosn in Lebanon (2020/3/6)
https://www.youtube.com/watch?v=L8Y8FyJrgvI&t=1228s

【ひろゆき】日本政府が隠蔽している彼らが逮捕された本当の理由。ホリエモンとカルロス・ゴーンが潰された瞬間に日本衰退が確定しました
https://www.youtube.com/watch?v=j4I_BYh7JSw


なぜ、いま代用監獄か―えん罪から裁判員制度まで (岩波ブックレット)

なぜ、いま代用監獄か―えん罪から裁判員制度まで (岩波ブックレット)

  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2006/02/03
  • メディア: 単行本



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『自分の頭で考える読書』 荒木 博行著 日本実業出版社 [読書法・術]


自分の頭で考える読書 変化の時代に、道が拓かれる「本の読み方」

自分の頭で考える読書 変化の時代に、道が拓かれる「本の読み方」

  • 作者: 荒木 博行
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2022/01/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



他者の色に染まるばかりの自分の頭で考えない読書には危うさがある。ショーペンハウアーのいう、アレだ。分かった・分からない、面白い・つまらない、と簡単に片づけてしまうことなく、何かしら引っ掛かるものを得て、それを懐胎し、それを育てていく。そんな読書が勧められている。と同時に、読書とはこうあるべきという考えに縛られることなく、自分なりに楽しむように勧められてもいる。本の内容は、そこで発せられている「問い」と「答え」との関係から、3つに分類できるという。その点を意識して臨むなら得られるものも違ってくるだろう。

1:「本と読書」だけが与えることのできる力
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2008-12-15


読書について 哲学文庫

読書について 哲学文庫

  • 出版社/メーカー: 哲学研究会
  • 発売日: 2014/12/10
  • メディア: Kindle版



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