「すごろく経営学(SBビジュアル新書)」平野敦士カール (監修) [ビジネス書]
たいへん理解しやすく、読み進めるのが苦でナイ
Amazonの商品ページにしめされる「内容紹介」どおりの書籍です。小売り商店を(ネット上、実店舗)で立ち上げ、それが成長していく中で、経営学用語が説明されてまいります。おじいちゃんから孫への目線でなされる解説は、「すごろく」の行きつ戻りつの流れの中での解説でもあり、たいへん理解しやすく、読み進めるのが苦になりません。/ 内容的には、入門者用ということになるのでしょう。著者自身『はじめに』で、「本書を読んで興味をもった方は、本書の元本である拙著「カール教授のビジネス集中講義」シリーズ(経営戦略、ビジネスモデル、マーケティング、金融・ファイナンス)朝日新聞出版も参考にしてみてください」と述べています。ロートルの評者としては、もう少し文字が大きければ、文字を大きくして書籍の判型を大にしてくれればと思いもしますが、現在のハンドブック的体裁は携帯にも参照にも便利で捨てがたく思います。kindle版で入手するというのも(実際に見ていないので、拡大表示がどのようになされるかわかりませんが)ひとつの方法であるように思います。