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目次「ほんとうは恐ろしいお金(マネー)のしくみ」大村 大次郎著 ビジネス社 [社会・政治]


ほんとうは恐ろしいお金(マネー)のしくみ

ほんとうは恐ろしいお金(マネー)のしくみ

  • 作者: 大村 大次郎
  • 出版社/メーカー: ビジネス社
  • 発売日: 2018/11/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



著者の考えは、ノーベル平和賞を受けたムハマド・ユヌスのマイクロファイナンスより実行可能で、効果的かもしれない・・・。


以下、上記イメージ書籍の「目次」。

はじめに

第1章 「お金の仕組み」は欠陥だらけ
そもそも「お金の仕組み」は矛盾だらけ*社会のお金の量は「借金の量」で決まる*「社会のお金」は常に不足している*社会全体が借金を完済すれば金融は破綻する*我々は「拡大再生産」を義務付けられている*「質が豊かになれば破綻」という恐怖のシステム*「現代通貨システム」にとって節約は敵*現代通貨システムが環境破壊を引き起こした*現在の「お金の仕組み」にとっての正解はバブル経済*「お金の仕組みにとっての正解」と「人類の幸福」はマッチしない*大企業や大金持ちの要求が最優先される*我々は常に銀行の利益に振り回される*ビジネス社会が騙し合いになる理由*貿易戦争もお金の欠陥が一因*通貨切り下げ競争の不思議*国際収支の黒字で自国の通貨量が増えるカラクリ*今のお金は「作り物」に過ぎないのにコントロールできない

第2章 信じられないほどいい加減な「お金の成り立ち」
そもそも、お金はどうやって作られたのか?*なぜお金の起源がコインなのか?*貴金属のお金の問題点*17世紀の商人の悪知恵から始まった現代のお金*悪いジョークのような現代の銀行の仕組み*なぜ「商人の悪だくみ」が今も金融制度の中心になっているのか?*なぜアメリカの株価が暴落したら世界大恐慌になったのか?*世界大恐慌も「お金の欠陥」が要因*リーマン・ショックも「お金の欠陥」のせい

第3章 現代の紙幣はただの紙切れ
「金匠の悪知恵」と「今の金融システム」の違いとは?*なぜ金本位制が世界標準となったのか?*日本も明治の早い段階で金本位制に*第一次世界大戦で金本位制が揺らぐ*アメリカの台頭が世界金融システムを揺るがす*アメリカの金の貯めこみにより金本位制が崩壊*第二次世界大戦後の「金・ドル本位制」とは?*「金・ドル本位制」も長くは続かなかった*貴金属との兌換保証がない現代の通貨*お金の仕組みの矛盾を象徴する“アメリカ・ドル”*アメリカが赤字だからこそ世界経済は回っている*アメリカの借金が世界のお金の原資になっている

第4章 「お金の欠陥」と「日本のデフレ」の関係
企業の堅実な経営が不況を招く*なぜ日本はバブル期まで景気が良かったのか?*借金を減らしたために景気が悪化した*「金回りの悪さ」は先進国共通の悩み*貯蓄が経済を停滞させる*日本人の勤勉さが日本経済のクビを絞める*デフレの最大の要因は人件費*この20年間、先進国で賃金が上昇していないのは日本だけ*日本の企業は世界一ケチ*アメリカの金融緩和は何を意図していたのか?*なぜ黒田バズーカは効果がないのか?日本の金融緩和政策はいずれ必ずやめなくてはならない*財政赤字で日本経済は救われている?*日本が貿易黒字にこだわる理由*日本の貿易収支は異常*世界貿易において日本は迷惑者?*高度成長期には、なぜ国民生活が劇的に豊かになったのか?*持続不可能な高度成長システム

第5章 “国連版仮想通貨”の発行を
新しい通貨制度を*銀行に返さなくていい通貨を*仮想通貨の衝撃*“国連版仮想通貨”を*全世界の人々に毎年100ドル支給する*世界でもっとも信用のできる通貨*なぜ“IMF版”ではなく“国連版”なのか?*ドル・ペッグ制にすればアメリカのメンツも保てる*“直接支給”にこだわるべし*技術的には十分に可能*地域紛争や独裁政権の解消にもつながる*必ずしも“仮想”通貨でなくてもいい*衝撃が大きい地域は弾力的にすればよい*貧しい人の欲求が世界経済に反映される*本当の意味での「民主化」*世界経済の景気が大きく刺激される*先進国の負担が大幅に減る*世界の通貨の量を調整できるようになる*ハイパーインフレなどは絶対に起きない*金持ちから間接的に税を取ることになる*いい税金の条件とは?*“国連版仮想通貨”は理想の税金*すべてを平等に配分するわけではない*世界的な経済学者も提言*おそらく銀行は猛反対する

おわりに

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ムハマド・ユヌス
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%83%8F%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%A6%E3%83%8C%E3%82%B9


3つのゼロの世界――貧困0・失業0・CO2排出0の新たな経済

3つのゼロの世界――貧困0・失業0・CO2排出0の新たな経済

  • 作者: ムハマド ユヌス
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2018/02/20
  • メディア: 単行本



ソーシャル・ビジネス革命―世界の課題を解決する新たな経済システム

ソーシャル・ビジネス革命―世界の課題を解決する新たな経済システム

  • 作者: ムハマド ユヌス
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2010/12/22
  • メディア: 単行本



インドを襲うマイクロファイナンスの悲劇、借金苦で貧困層の自殺多発(bloomberg) [2010年12月29日(Wed)] http://blog.canpan.info/dogenkasenaika/archive/5055



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