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Dr.クロワッサン 名医が教える 腸ストレッチで、自律神経はよみがえる。 (マガジンハウスムック ) [医学・健康]




腸にイイ生活は脳によく、脳にイイ生活は全身にイイ

「自律神経研究の第一人者」で、「日本初の便秘外来を開設」した小林弘幸先生(順天堂大学医学部教授)と「便秘外来から肌トラブルまで幅広く対応。メディア出演、著書多数」の小林暁子先生(「小林メディカルクリニック東京」院長)がタッグを組んだ。腸と自律神経と脳との関係を弘幸先生がやさしく解説し、食生活の具体的アドバイスを暁子先生が担当している。

「腸はよく『第二の脳』といわれますが、実は『脳が第二の腸』です。腸のコンディションをよくすれば、脳がその情報を受け取り、自律神経が整うということも証明されています。『栄養を吸収し、老廃物を排泄する生命の要の腸の調子がいい』とわかると脳が安心し、ほかのことの手が回るわけです」と弘幸先生は言う。

それは「脳腸相関」と呼ばれるものだそうだが、そうした関係を良い状態に保つためのストレッチ体操が大きめの写真とともに示される。食事メニューも同様にしめされ、そのレシピには、暁子先生の考え(「よく『何を食べればいいですか?』と聞かれますが、“だけ食べ”はダメです」)がよく反映されている。

さすがにマガジンハウスの『Dr.クロワッサン』だけあって、食事メニュー写真はおいしそうだし、ストレッチ体操は健康的だし、見ているだけで、食べたくなり、運動したくなる。腸の状態の自己チェックシートも用意され、予防改善をはかることもできる。一家に一冊備えて、健康的に生活したい。

2018年12月22日にレビュー

腸は考える (岩波新書)

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  • 作者: 藤田 恒夫
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1991/10/21
  • メディア: 新書



感情とはそもそも何なのか:現代科学で読み解く感情のしくみと障害

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  • 作者: 乾 敏郎
  • 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
  • 発売日: 2018/09/20
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