SSブログ

「世界一美しい恐竜図鑑」日経ナショナル ジオグラフィック [生物学]


ナショナル ジオグラフィック 世界一美しい恐竜図鑑

ナショナル ジオグラフィック 世界一美しい恐竜図鑑

  • 出版社/メーカー: 日経ナショナル ジオグラフィック
  • 発売日: 2023/01/14
  • メディア: 単行本



表紙に描かれているのはトリケラトプスである。イメージしていたものと色合いが異なる。全体に茶か緑だったように思うが、今そこに生きているのを撮影したきたようだ。書籍タイトルにある「世界一美しい」は本当だ。そう思う。しかし、化石で出土するのは骨格なのによく皮膚の色がわかるものだ。そう思って読んでいたら、次の記述があった。《古生物学者は長い間、恐竜を描くときに地味な色ばかりを使ってきた。特に大型の恐竜になると、灰色や茶色や緑などの色合いで描かれることが多かった。しかし現在では、少なくとも何種類かの恐竜については非常に鮮やかな色をしていたことが分かっている。そして、後期ジュラ紀に生息したカイホン・ユイはまさに虹色の恐竜だった。p150》。カイホンの場合、その根拠はからだを覆う羽毛の中の色素が保存されていたことにあるという。

評者が恐竜にこころときめかせた半世紀前と異なり驚くほどに研究は進んでいるということのようだ。なにしろ知っている恐竜はトリケラトプスとティラノサウルスとイグアノドンしか掲載されていない。あこがれのプロントザウルスがでていないではないかと思ったら、どうもその代わりがスーパーサウルスであるようだ。

ちいさいものからおおきなものまで、鳥のようなもの、トカゲのようなもの、ワニのようなもの、なんとなく動物園にいそうなものもたくさんでている。解説も多く、詳しい。小学生のこどもに買い与えるなら、読めない漢字を教えてくれなど質問攻めにあい、自分でもどんどん調べるようになり、そのうちに恐竜博士になるとか言い出しそうである。どうぞ覚悟して購入されんことを。

追記 (続きを読む)部分に「目次」を引用

小学館の図鑑NEO〔新版〕恐竜

小学館の図鑑NEO〔新版〕恐竜

  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/11/25
  • メディア: Kindle版


はじめに

■三畳紀
エオラプトル/コエロフィシス/メガプノサウルス/ヘレラサウルス/サウロサウルス/ドレパノサウルス/ピサノサウルス/エオクルソル/プラトサウルス/リリアンステルス
■ジュラ紀
アルドニックス/ディロフォサウルス/クリオロフォサウルス/スクテロサウルス/ソルトリオべネーター/モノロフォサウルス/ケラトサウルス/アロサウルス/トルボサウルス/ドライサウルス/ブラキオサウルス/カンプトサウルス/スーパーシソーラス/マイムーラペルタ
■白亜紀
●ティラノサウロスの進化
プロセラトサウルス/グァンロン/ディロン/キアンゾウサウルス/アルバートサウルス/タルボサウルス/ティラノサウルス・レックス/
●白亜紀の植物食恐竜
プシッタコサウルス/イグアノドン/ガリミムス/ストゥルティオミムス/トリケラトプス/パラサウロロフス/ランベオサウルス/ステゴセラス/パキケファロサウルス
●カモノハシ竜
始祖鳥/ツァイホン/ユタブラプトル/デイノニクス/マイクロラプトル/ベロキラプトル/ドロマエオサウルス/バンビラプトル/ステノニクスコサウルス/オーストロラプトル/サウロルニソレス/ハルシュ・カラプトル/ピロラプトル
●南半球の爬虫類
カルカロドントサウルス/スピノサウルス/カプロスクス/マシカサウルス/マジュンガサウルス/カルノタウルス
●翼竜
カビラムス/ドリーグナトゥス/ランフォリンクス/プテロダクティルス/プテロダストロ/ツパンダクテリウム/ズンガリプテルス/ゼニヤンノプテルスアノプテルス/ケツァルコアトルス
nice!(1) 
共通テーマ:

nice! 1