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いい習慣が脳を変える 健康・仕事・お金・IQ すべて手に入る! 苫米地英人著 [教育・学び]


いい習慣が脳を変える 健康・仕事・お金・IQ すべて手に入る!

いい習慣が脳を変える 健康・仕事・お金・IQ すべて手に入る!

  • 作者: 苫米地 英人
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/03/29
  • メディア: Kindle版


ハビットとアティテュードと(さらには「ブリーフシステム」と)の関係が論じられ興味深い

ハビットとアティテュード(さらにはその根っこにある「ブリーフ システム」・と)の関係に基づく「習慣」論議、また、習慣と文化の関係についての論議は興味深い。人生において抽象度の高いゴールを設定し、それを目指すことの大切さを著者はいつも強調するが、そうしたなか、自分のゴールを見つめ・見直しながら、ゴールを達成するのに必要なものは何か「推定」(アサンプション)しながら、日々を送っていくことが勧められる。それが「アサンプション・アップデート」として示される。「スケジュール」の本来の意味が教示され、手帳を予定でぎっしり埋めて、いかにも仕事をしているかの気になってしまうことの愚について説かれる。本書のタイトルと同じ第5章(「脳を変えるいい習慣」)は実質的に、著者が推奨する読書法や他の書籍で示されてきた内容の重複とも言えなくないが、以下、いくらか引用してみる・・・

「思考の抽象度を上げ、自分のゴールの抽象度を高め、より社会的なものにしていくためには大量の知識が必要です。そのゴールによって構築されるブリーフシステムからアティテュードが生まれ、さらに実際の行動であるハビットを作り上げます。そして、大量の、知識を獲得するために一番適しているのが読書です」//「読むべき本の量は、個人のゴールによっても異なりますが、私は1か月に100冊以上の本を読むことをすすめています。そのくらいの知識の量を得てはじめて、現状のさらに外に向かって抽象的な思考を進めていくことができるようになります」。


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