10/22 風呂とトイレに除籍本 [ブログ]
いま風呂に入って『チンギス・ハーンの一族』(陳舜臣著)を読んでいる。
長編である。4巻もの。最初の巻「草原の覇者」を四分の一ほど読んだ。スケールの大きな話である。
マリアという名のナイマン国の女性が故国の動乱を避けてビザンチン帝国へ赴く。途中、イスラムのサラディンに客分(のような捕囚)になる。サラディンは丁重にクリスチャンのマリアを遇する。その後、解放されてコンスタンティノープルへ向かう。その10年の後、故国に関心をもつ宣教者と知り合い共に旅するなかテムジン(チンギス・ハーン)に出会う。
・・・という辺りまで読んだ。モンゴルが勢力を拡大していくとき、その西方では十字軍やらイスラム勢力が拮抗していた。ヨーロッパとアジアとイスラム世界が鉢合わせする時代背景からいっても、物語のスケールは大きくならざるをえない。この先どうなるのやら、風呂に入るのが楽しみである。
ちなみに、トイレには『マイライフ クリントンの回想』を置いてある。こちらは、ほんとに読み始めたばかり。たいへん分厚い書籍で上下2巻ある。言わずと知れた元大統領のビル・クリントンの回想録である。
偉大なチンギス・ハーンも元大統領のクリントンも、図書館の除籍本として出されていた。誰でも自由に持ち帰ることができる状態にあったが、あまりの厚さに、みな怖れをなして持ち出せなかったようである。そこで、厚かましくも当方が、残り物を持ち帰って、風呂とトイレに置くことになった。ちなみに、風呂とトイレで差別をもうけたわけではない。たまたまそうなっただけである。
陳舜臣
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B3%E8%88%9C%E8%87%A3
長編である。4巻もの。最初の巻「草原の覇者」を四分の一ほど読んだ。スケールの大きな話である。
マリアという名のナイマン国の女性が故国の動乱を避けてビザンチン帝国へ赴く。途中、イスラムのサラディンに客分(のような捕囚)になる。サラディンは丁重にクリスチャンのマリアを遇する。その後、解放されてコンスタンティノープルへ向かう。その10年の後、故国に関心をもつ宣教者と知り合い共に旅するなかテムジン(チンギス・ハーン)に出会う。
・・・という辺りまで読んだ。モンゴルが勢力を拡大していくとき、その西方では十字軍やらイスラム勢力が拮抗していた。ヨーロッパとアジアとイスラム世界が鉢合わせする時代背景からいっても、物語のスケールは大きくならざるをえない。この先どうなるのやら、風呂に入るのが楽しみである。
ちなみに、トイレには『マイライフ クリントンの回想』を置いてある。こちらは、ほんとに読み始めたばかり。たいへん分厚い書籍で上下2巻ある。言わずと知れた元大統領のビル・クリントンの回想録である。
偉大なチンギス・ハーンも元大統領のクリントンも、図書館の除籍本として出されていた。誰でも自由に持ち帰ることができる状態にあったが、あまりの厚さに、みな怖れをなして持ち出せなかったようである。そこで、厚かましくも当方が、残り物を持ち帰って、風呂とトイレに置くことになった。ちなみに、風呂とトイレで差別をもうけたわけではない。たまたまそうなっただけである。
陳舜臣
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B3%E8%88%9C%E8%87%A3
マイライフ クリントンの回想 MY LIFE by Bill Clinton 上
- 作者: ビル・クリントン
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2004/09/10
- メディア: 単行本