『奇跡のメモ術』 池田 義博著 幻冬舎 [ビジネス書]
文庫本より二回りほど大きいといったサイズ。1時間もあれば通読できる。
「手書き」メモにこだわる内容。「記憶力も含め、脳の力を充分に引き出すためには、『手で書く』という作業がとても重要であるという視点」から、著者自身、それほど意識することなく(「脳にまかせ」て?)行ってきたメモ術を公開している。
著者は『あとがき』で、次のように記す。〈「池田さんは5度も記憶力日本一になったほどなので、頭のなかだけの作業でいろいろなことを処理しているのかと思っていましたが、案外 『書く』 という作業を多用しているのですね」 / こう言われて初めて、仕事をこなしたり何かを勉強したりしていくなかで「書く」という作業が大きな比重を占めていることを認識させられたのでした。」〉。
章立ての『目次』は次のようになっている。〈1章:忘れないメモ術 2章:タスクの効率を上げるメモ術 3章:アイデア創出のためのメモ術 4章:やりぬく力をつけるメモ術 5章:脳を鍛える「書く」トレーニング〉
教示される方法は具体的であり、さすがに実績をあげている人物のやり方は参考になる。