2018-02-05 [通読・積読中]
EUとは何か、ドイツの役割と共に解説 / 2度の世界大戦という苦い経験から、戦争のない平和な世界をつくるという大きな理想を掲げて誕生したEU。国境をなくし、通貨を共通にして、人、モノ、お金の移動を自由にしていった。 / しかし、移民や難民の流入を招いてEUの結束は揺らいでいる。イギリスがEUからの離脱を決め、各国で自国第一を掲げる政党勢力が伸長した。 / 理想と現実の狭間で悩むEUはどこに行くのか? / 実は統合にはドイツが強大になるのを抑え込む意味もあった。しかし、今やドイツはEUのリーダー格になっている。戦後のヨーロッパでのドイツの役割と共にEUを読みとく、池上オリジナル解説。 / 本書は、池上さんが選ぶ独自のテーマで、世界の国と地域を解説する「池上彰の世界の見方」シリーズの5冊め。都立戸山高校での特別授業をもとに構成。
日本オリジナル企画! / ウィーン・フィルの元コンサートマスターが語る クライバー、ベーム、カラヤン、小澤征爾ほか名指揮者たちとのエピソード、 室内楽の喜び、コンマス登用試験の秘話、日本ツアーの思い出、演奏仲間や家族への想い—— / 名指揮者バーンスタインが「ヒンケルレ(ヒンクちゃん)」と呼んで愛した、ウィーン・フィルの音」を体現する元コンサートマスター、ウェルナー・ヒンクが語り下ろした名門・名手の素顔! // 「コンサートマスターの仕事とはどのようなものか、 音楽をするとはどういうことか、そして私を育んでくれたウィーンの音楽文化とは何か」 / 本人提供の貴重な資料・写真を多数掲載!
プログラミングができると、どんないいことがあるの?どうやればできる?苦手意識があっても大丈夫。自分で身につける技術を伝授!
瘋狂聖の愛称を冠されるドゥクパ・クンレー(1455‐1529)は、ブータン人に語り継がれ、賛仰されてきた遊行僧。本来の仏教から堕落し形骸化した教団を痛烈に批判し、奔放な振る舞いとユーモアで民衆に仏教の真理を伝えた。型破りの遍歴、奇行、聖と俗にわたる逸話集は、ブータン仏教を知るための古典作品である
図説 ケルトの歴史: 文化・美術・神話をよむ (ふくろうの本/世界の歴史)
- 作者: 鶴岡真弓
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2017/11/23
- メディア: 単行本
ケルト文化とは何かーー ギリシア・ローマより早く鉄器文明を築いた「ヨーロッパ文化の源流」、ケルト。本書ではアーサー王伝説など「神話」や変容を繰り返す神話の主人公たち、世界で一番美しい本『ケルズの書』のエネルギッシュで生命循環的な装飾文様、近代の文化復興と現在までを扱う。「ケルト」の文化・美術・神話を通して「ヨーロッパ」を読み直す試みである。ケルト学・神話学の第一人者による刺激的な論考と、美しい写真・図版が満載のケルト本のロングセラー、待望の新装版。
原爆から再生医療の可能性まで。ノーベルの理念、選考機関、選考方法、各賞の詳解。「この年の出来事」で受賞時の世界がわかる。1901年から2017年まで全受賞者892人24団体の業績を掲載!
「ストレートで飲む高級酒」が「最新流行のカクテルベース」に変身…再び脚光を浴びるブランデーの歴史。蒸留と錬金術、3大プランデーの歴史、ヒップホップとの関わり、世界のブランデー事情等の興味深い話題満載。レシピ付。
ハトゥン・ミウトン
1952年、アマゾナス州マナウスに生まれる。小説家。サンパウロ大学で建築学と都市工学を専攻。1970年にスペインに留学し、その後渡仏。パリ第三大学大学院修了。1984年から1999年までアマゾナス連邦大学にてフランス語・フランス文学を教授。1996年にはカリフォルニア大学バークレー校で教鞭をとる。著作の多くで文学賞ジャブチ賞を受けている
◆豊富な語彙を的確に使うことで、文章は洗練される! / そこで、本書では、ありきたりな形容詞や副詞を使う代わりに、 動詞を使って丁寧に書きこむ「描写」、擬音語・擬態語を駆使する「オノマトペ」、イメージをふくらませる「比喩」、前向きな姿勢を示す「否定表現」など、 大人なら知っておきたい、文章を洗練して「知的な印象」を与える表現技法を紹介。 / 国立国語研究所の教授で、日本語のレトリックに精通する著者が豊富な問題と解答例をベースにわかりやすく説明します!
本書は近代日本の辞書をジャンル別に大きく8つに分け、まずそれぞれの概説を記し、次に主要な辞書について簡潔に解説し、その図版を掲出した。
目次 はじめに 近代日本の辞書序説 / 第1章 節用集 / 第2章 唐話辞書とその周辺 / 第3章 蘭和和蘭辞書 / 第4章 英華華英事典 / 第5章 英和和英辞書とその周辺 / 第6章 漢語辞書・漢和辞書 / 第7章 国語辞書 / 第8章 特殊辞書・専門語辞書
辞書の近代化とは何か、・・略・・本書では、実用性一辺倒ではなく、基本的な語彙を含めて必要なことばについて、その本質を、意義の面から、もしくは用法の面から的確に説明する傾向と答えておくことにする。それは、見出し語の選定、語義の十全な解釈・説明に端的に表れてもいる。平明でわかりやすい説明、その意味用法が確かめられる用例、さらには、品詞・漢字表記なども、それぞれの辞書の性質、また必要性に応じて記述されるようになる。 / このような辞書の出現はそのジャンルによって異なるが、だいたいの傾向を勘案すると、近代日本の辞書を胚胎させた時期とは、19世紀からと考えるのが穏当であろう。それは、対訳辞書の普及、普通語辞書の登場、専門用語・外来語・新語・隠語などを見出し語とする特殊辞典の出現という視点において、そして、バラエティーに富む辞書が刊行され、その時代に積極的に受け入れられていくという状況をも踏まえて「近代」を取りあげるならば、日本辞書史の近代を、19世紀から1945年までとして取り扱うことには、むしろ積極的な意義が認めえよう。(「はじめに」から)