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「文系のためのめっちゃやさしい 次元」監修 浅井祥仁 (ニュートンプレス) [物理・化学]


東京大学の先生伝授 文系のためのめっちゃやさしい 次元

東京大学の先生伝授 文系のためのめっちゃやさしい 次元

  • 出版社/メーカー: ニュートンプレス
  • 発売日: 2022/11/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



「4次元空間」など言うところの「次元」について教示する本。対話形式で基礎の基礎から進められる。2色刷りで行間が適度に開けられ読みやすい。「知識ゼロから読める超入門書」とあるとおりの本。寝転がりながら寝落ちせずに読める。あらたな発見、視点をもてること必定。数学”的”哲学”的”な話の好きな方垂涎の書。(以下、「時間」について記された部分を引用)

「時間」は、古代よりさまざまな議論が続けられてきました。時間とは何かについて最初に考えたのは、古代ギリシャの哲学者アリストテレスだと言われています。アリストテレスは、著書『自然学』で、「時間 とは”運動”の前後における数である。時間 は運動を記述する道具にすぎない」と論じました。

ここでいう運動とは物事の変化のことです。つまりアリストテレスは、「時間 は運動や変化が起きてはじめて認識できるもので、運動や変化がなければ 時間 は存在しない」と考えたのです。

(それに対して・・) ニュートンは1687年に、‥『プリンキピア』を刊行しました。(略)この『プリンキピア』の中で、時間 について「物体などの運動の有無に関係なく、この宇宙では一様に 時間 が流れている」と提唱したのです。そして、この考えにもとづく時間を 絶対時間 と呼びました。
p135,6

「数学を理解するということ」深谷賢治
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2010-09-24-1

はじめも終わりも無い?
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2006-09-12

数学者の視点 (岩波科学ライブラリー)

数学者の視点 (岩波科学ライブラリー)

  • 作者: 深谷 賢治
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2015/01/22
  • メディア: Kindle版



舊新約聖書―文語訳クロス装ハードカバー JL63

舊新約聖書―文語訳クロス装ハードカバー JL63

  • 作者: 日本聖書協会
  • 出版社/メーカー: 日本聖書協会
  • 発売日: 1993/11/01
  • メディア: 大型本



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