貯蓄報国(昭和16年発行『國民禮法』から) [教育・学び]
日本人の貯蓄好きは戦時中の国策からきているという話を聞いたことがある。
以下は、小学校 初等科5年生むけ修身教科書から引用。
貯蓄報国
1.日常生活に直接なくともすむような無用なものは、なるべく買わないで、出来るだけ貯蓄報国いたしましょう。
2.家にあるもので間に合うものは、あり合わせですましましょう。
3.一度使ったものでも、更に工夫すればまた何等かの役に立つものであるから、みだりに物を捨てないようにしましょう。
4.学用品その他の持物は、大切に取扱い、永持ちさせましょう。
5.「ぜいたくは敵である」私たちは、平生なるべく衣食の費用を節約して、不時に備え、虚飾はいましめるようにしましょう。
6.人がどんな衣服をまとい、美食におごるとも、これに目をくれず、決して人の物をうらやましがらぬことにしましょう。
(以上、[復刻版]国民礼法p89,90から引用)
1941(昭和16)年映画 成瀬巳喜男作・演出『なつかしの顔』
A Face from the Past (1941)
https://www.youtube.com/watch?v=nI_aJCVZ-Ng
上記映画を当方が見て、特に印象に残ったのは、映画ニュースの最後に出る「第四回 報国債権 十一月抽選 只今売出中 大蔵省・日本勧業銀行」の字幕である。母親が映画ニュースを見たときも、弟の友人が見た時もその場面がきっちり映し出される。
ちなみにホリエモンこと堀江貴文氏がYouTubeで「貯金」について語っている。興味ある方はどうぞ。
貯金をするのはバカ?成り立ちを知れば、お金の考え方が変わる【教えて堀江さん】
https://www.youtube.com/watch?v=4yCYywkoY40&t=663s
以下は「福岡市博物館」のウェブサイトから
戦争とわたしたちのくらし 13
国民貯蓄運動、貯蓄報国、・・
http://museum.city.fukuoka.jp/archives/leaflet/242/index.html
以下は、小学校 初等科5年生むけ修身教科書から引用。
貯蓄報国
1.日常生活に直接なくともすむような無用なものは、なるべく買わないで、出来るだけ貯蓄報国いたしましょう。
2.家にあるもので間に合うものは、あり合わせですましましょう。
3.一度使ったものでも、更に工夫すればまた何等かの役に立つものであるから、みだりに物を捨てないようにしましょう。
4.学用品その他の持物は、大切に取扱い、永持ちさせましょう。
5.「ぜいたくは敵である」私たちは、平生なるべく衣食の費用を節約して、不時に備え、虚飾はいましめるようにしましょう。
6.人がどんな衣服をまとい、美食におごるとも、これに目をくれず、決して人の物をうらやましがらぬことにしましょう。
(以上、[復刻版]国民礼法p89,90から引用)
1941(昭和16)年映画 成瀬巳喜男作・演出『なつかしの顔』
A Face from the Past (1941)
https://www.youtube.com/watch?v=nI_aJCVZ-Ng
上記映画を当方が見て、特に印象に残ったのは、映画ニュースの最後に出る「第四回 報国債権 十一月抽選 只今売出中 大蔵省・日本勧業銀行」の字幕である。母親が映画ニュースを見たときも、弟の友人が見た時もその場面がきっちり映し出される。
ちなみにホリエモンこと堀江貴文氏がYouTubeで「貯金」について語っている。興味ある方はどうぞ。
貯金をするのはバカ?成り立ちを知れば、お金の考え方が変わる【教えて堀江さん】
https://www.youtube.com/watch?v=4yCYywkoY40&t=663s
以下は「福岡市博物館」のウェブサイトから
戦争とわたしたちのくらし 13
国民貯蓄運動、貯蓄報国、・・
http://museum.city.fukuoka.jp/archives/leaflet/242/index.html