裏ワザ「世帯分離」、「がん共存療法」（週刊女性 2023年 1/17・24号から）

週刊女性 2023年 1/17・24号

• 出版社/メーカー: 主婦と生活社
• 発売日: 2023/01/05
• メディア: 雑誌

上記雑誌掲載記事で目についたもの。

【医療費自己負担額が２割！】後期高齢者を襲う「早く死んだほうが…」の絶望感（ｐ66，67）

志賀貢医師による談話。医療費をまかなえないときの裏ワザ「世帯分離」など示される。

病院にかかるお金がありません！　最もかしこい医療費捻出の裏ワザ

• 作者: 志賀 貢
• 出版社/メーカー: 幻冬舎
• 発売日: 2022/09/14
• メディア: 単行本

大腸がんステージ４の緩和ケア医が選んだ「延命治療」（ｐ69-71）

山崎章郎（ﾌﾐｵ）医師による談話。抗がん剤治療は苦しい。その目的は専ら治癒ではなく延命。医師は自分らしく生きることを選択。医師が自ら実践するのは「がん共存療法」。がんの縮小を経験。その方法は、糖質制限ケトン食、EPA、MTCオイル、クエン酸、メトホルミン。「聖ヨハネ会桜町病院」で臨床試験始まる。

ステージ４の緩和ケア医が実践する がんを悪化させない試み (新潮選書)

• 作者: 山崎 章郎
• 出版社/メーカー: 新潮社
• 発売日: 2022/06/23
• メディア: 単行本（ソフトカバー）

以下、「聖ヨハネ会桜町病院」ウェブページから引用
http://www.seiyohanekai.or.jp/sakuramachi-hp/%E3%80%8C%E3%81%8C%E3%82%93%E5%85%B1%E5%AD%98%E7%99%82%E6%B3%95%E3%80%8D%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.html
◇「がん共存療法」とは

「がんが存在していても増殖しなければ、すぐに命に関わることはない。がんの増殖を抑制出来れば、がんとの共存は可能である」という基本的な考え方に基づいて、がんを可能な限り増殖させず、無理なく、穏やかに延命効果を目指す治療法を意味しています。

◇現時点ではエビデンスのない「がん共存療法」

「糖質制限ケトン食」に糖尿病治療薬「メトホルミン」、「ビタミンＤ」、「ＥＰＡ（エイコサペンタエン酸）」等を併用した食事療法や食品添加物でもある「クエン酸」の抗がん効果を期待した「クエン酸療法」更には抗がん剤開発の現状から見出された「少量抗がん剤治療」を併用した「がん共存療法」は、ステージ4の大腸がん患者でもある山崎章郎医師の個人的な体験に基づいた治療法です（詳細は山崎医師の著書「ステージ4の緩和ケア医が実践するがんを悪化させない試み」（新潮選書）を参照してください）。

一定の理論に基づいてはおりますが、現時点におけるその臨床効果については、あくまでも山崎医師の個人的体験に過ぎません。

今回、山崎医師より「がん共存療法」についての、エビデンスを確認するための臨床試験の提案があり、聖ヨハネ会桜町病院の「生命倫理委員会」にて審議され、審議に基づいた参加条件をすべて満たすことを前提に承認されたため、病院としてプロジェクトチームを立ち上げ臨床試験を開始することになりました。


坂本龍一さん直腸がん闘病記の真意とは・有名人がん解説#31
がん防災チャンネル・現役がん治療医・押川勝太郎
https://www.youtube.com/watch?v=vF5DNT7ELB8